一戸建てやマンション、土地など、不動産の選び方についてご説明しまします。
理想の住まいを具体的なプランへ

まずは理想の住まいについて家族会議です!
ご自分や家族の将来像やライフスタイルも考えながら、じっくりと話あいましょう。
理想が明確だと、家探しの時間と労力の軽減にもつながります。
また、ご家族以外にご両親や友人、銀行や工務店などの意見を聞いておくのも決して無駄にはなりません。
多くの人が夢の住まいに憧れて物件探しを始めますが、その夢を実現するための過程で不動産の知識や価格の相場感覚が、ある程度自然に身についていきます。
しかし、ついつい憧れに現実を忘れて、家族で話し合ったことを忘れてしまうことはありがちなケースです。
しっかりとした知識を身につければ、不動産に対する判断基準も変わってくるはずです。一生に一度あるかないかの大きな買い物です。ゆっくりと焦らずに、進みましょう。
いざ住宅に対する希望を上げてみると、限られた予算の中で全てをかなえるのは中々難しいことに気づくかもしれません。自分にとって、ご家族にとっての大切な条件は何なのかを見つめ直し、優先順位を付けて探しましょう。たとえば住む場所を探すときには「通勤」、「駅近」と交通機関を優先させるのか、 「学校区」、「医療機関」など公共機関を重視するのか。優先順位を決めておくと良いと思います。
家を建てる際にも「日当たり」「大きな収納」「防音」「ペットが過ごしやすい」「バリアフリー」「エコ」と色々な希望を上げつつも、予算と照らし合わせながら削る作業も必要になってきます。
候補にあがった土地は必ず見に行きます。一度だけではなく、曜日や時間帯を変えて何度でも足を運ぶことが大切です。候補地の周辺に開発中の空き地などがあった場合は今後何が建設されるのかなども聞いてみると良いでしょう。その他にも地盤の確認や、河川近くでは洪水の心配はないか、充分にいろいろと調べてみましょう。
普段の生活をイメージして駅や学校、商業施設までの距離、病院や銀行も近くにあれば便利ですね。移動するときは車だけではなく、自分の足でしっかり感じることも忘れずに!
一戸建ての工法には木造軸組、2×4(ツーバイフォー)、軽量鉄骨、重量鉄骨造、プレハブ(木質系、鉄骨系)、鉄筋コンクリート造、ユニット工法などがあります。それぞれ工法によって特長があり、性能やコスト、工期に差があります。
お住まいになる家族構成、またそれぞれのライフスタイルによっても、間取りは変わってきます。生活の中には掃除、洗濯、炊事などの「家事導線」、リビングから寝室、お風呂、トイレなどへの「生活導線」、来客があったときの「来客導線」があります。一度、この導線を図面の中に書き込みながら、間取りを決めていくと、実際に暮らしてみたときの失敗をなくすことができます。
さらに風通しや、採光、騒音にも気を使って間取りを組めるといいですね。最近では災害時のことも考え、できるだけ通路には収納物を置かないようにするといった工夫も、見られるようになっています。
一戸建て、マンション、土地には、それぞれに特有の法律があったりします。一国の主として、知っておいて損のない法律のお話です。
住宅などの不動産を購入する際には色々なお金が必要です。「家を建てること」よりも、そのあとに「暮らすこと」を考えて、資金計画を立てましょう。